クックパッド、第1四半期の営業益は57%減と大幅減 課金と広告収入が減少 人員強化や動画スタジオ開設など先行投資も負担に

クックパッド<2193>は、5月10日、第1四半期(1月~3月)の連結を発表し、売上高29億7400万円(前年同期比18.7%減)、営業利益8億3100万円(同57.8%減)、税引前利益7億0700万円(同70.9%減)、最終利益2億9900万円(同80.3%減)だった。

 


減収減益となったが、同社では、主に国内のクックパッドの会員事業と広告事業の売上収益が減少したことに加え、人員強化に伴い、人件費や業務委託費が増加したこと、料理動画スタジオの開設により地代家賃が増加したことが主な要因としている。

なお、「クックパッド」国内平均月間利用者数は、前四半期と比較して12万人減少し、5653万人だった。スマホのウェブやアプリの利用者が増加したが、パソコンからの利用者が減少した。投稿レシピ数は前期末と比較して6万品増加し289万品となった。

海外の平均月間利用者数は前四半期比較で207万人増加し、3627万人だった。これは主に、ロシアのレシピサイトが1月よりグローバルプラットフォームに加わったため。展開国数は67ヵ国、言語数は22言語で、投稿レシピ数は24万品増加し144万品だった。
クックパッド

会社情報

会社名
クックパッド
企業データを見る