【ゲーム株概況(5/15)】DeNAトラベル売却発表のDeNAがしっかり 1Q大幅減益のカヤックに売り殺到 通期予想大幅減額のイグニスも大幅続落
5月15日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落し、前日比47.84円安の2万2818.02円で取引を終えた。1~3月の決算発表シーズンがほぼ一巡となることで目先の材料出尽くしとみる売り物が先行した。また、1~3月期の実質GDP(国内総生産)速報値が16日に発表される予定であることも市場心理の重しとなった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>が連日の年初来高値更新と強さを見せたほか、LINE<3938>やDeNA<2432>などがしっかり。DeNAは、エボラブルアジア<6191>に海外旅行国内トップのオンライン旅行会社DeNAトラベルの全株式を5月31日付で売却することを発表(関連記事)しており、これが収益性の改善につながるとの見方があるようだ。
一方、前日5月14日に発表した第1四半期決算が営業利益で前年同期比75%減となったカヤック<3904>に朝方から売りが殺到し、2018年9月期通期の売上高予想の大幅下方修正と、新作『メガスマッシュ』の運営縮小を発表したイグニス<3689>も大幅続落した。
【関連銘柄】
カヤック、1Qは売上高0.2%増、営業益75.2%減に ソーシャルゲーム事業の新作の立ち上がりに遅れ
【速報】イグニス、18年9月期売上高予想を大幅下方修正…新作『メガスマッシュ』が低調 サービス終了も視野に運営体制の見直し、縮小を決定
「MSCI Standard Index」の構成銘柄に採用されたサイバーエージェント<4751>は事前に有力候補として挙げられていたこともあり、この日は材料出尽くしの売り物に押された。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>が連日の年初来高値更新と強さを見せたほか、LINE<3938>やDeNA<2432>などがしっかり。DeNAは、エボラブルアジア<6191>に海外旅行国内トップのオンライン旅行会社DeNAトラベルの全株式を5月31日付で売却することを発表(関連記事)しており、これが収益性の改善につながるとの見方があるようだ。
一方、前日5月14日に発表した第1四半期決算が営業利益で前年同期比75%減となったカヤック<3904>に朝方から売りが殺到し、2018年9月期通期の売上高予想の大幅下方修正と、新作『メガスマッシュ』の運営縮小を発表したイグニス<3689>も大幅続落した。
【関連銘柄】
カヤック、1Qは売上高0.2%増、営業益75.2%減に ソーシャルゲーム事業の新作の立ち上がりに遅れ
【速報】イグニス、18年9月期売上高予想を大幅下方修正…新作『メガスマッシュ』が低調 サービス終了も視野に運営体制の見直し、縮小を決定
「MSCI Standard Index」の構成銘柄に採用されたサイバーエージェント<4751>は事前に有力候補として挙げられていたこともあり、この日は材料出尽くしの売り物に押された。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月