KCCSの広告配信サービス「KANADE DSP」がブランドセーフティソリューション「BlackSwan」と連携…不適切な配信面への広告掲載を回避

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)とモメンタムは、KCCSが提供する広告配信サービス「KANADE DSP」で、 モメンタムが提供するブランドセーフティソリューション「BlackSwan」と連携した広告配信の提供を開始した。

「BlackSwan」は、 独自の機械学習を用いたアルゴリズムで、広告が配信される各ページのコンテンツの内容をリアルタイムに解析し、ブランドイメージを損なうネガティブな配信面への広告掲載を除外することができるブランドセーフティ(ブランド保護)ソリューションとなっている。

今回の連携で、広告主は従来の「KANADE DSP」独自のフィルタリングに加え、 広告主の業種や広告の内容に合った配信面にブランドセーフティに配慮した広告掲載を行うことができるという。今後はモメンタムのアドフラウド(広告詐欺)対策ソリューション「BlackHeron」との連携も行う予定。

昨今、著作権侵害サイトや不適切なサイトに意図せずに広告配信を行い、広告主として責任を問われたり、ブランド価値を毀損するケースが出ている。これらの連携を通じて透明性の高い健全な広告配信を行い、 広告主のブランド価値およびROI向上に貢献していく、としている。