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【エイチーム決算説明会】四半期売上高、利益とも過去最高…売上高は初の100億円大台乗せ 「『三国BASSA!!』はアジア展開に期待」(林社長)

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エイチーム<3662>は、6月8日、東京都内で2018年7月期の第3四半期(8~4月)の決算説明会を開催した。同日に発表した2018年7月期の第3四半期の連結決算は、売上高283億3800万円(前年同期比12.5%増)、営業利益38億900万円(同37.5%増)、経常利益38億5200万円(同37.1%増)、最終利益26億5000万円(同44.2%増)となった。

説明会では、同社の林高生社長(写真)が決算概要やセグメント別の事業状況、足元の第4四半期の進捗などの説明を行った後、質疑応答が行われた。今回はその会見の様子をまとめてみた。
 

■四半期ベースで初の売上高100億円大台乗せ 引越し繁忙期のライフ事業がけん引役に


まずは第3四半期期間(2~4月)の業績を四半期推移(QonQ)で見てみたい。売上高は前四半期比12.1%増の102億6900万円、営業利益は同60.3%増の17億5200万円、経常利益は同62.0%増の17億7600万円、最終利益は同61.4%増の12億1700万円となった。四半期売上高、利益とも過去最高の数字となり、売上高は四半期ベースで初の100億円の大台乗せを示現した。

エンターテインメント事業(以下、エンタメ事業)は、既存タイトルの下げで減収となったのの、広告抑制により利益を確保した。一方、ライフスタイルサポート事業(以下、ライフ事業)は、引越し関連が繁忙期に該当することもあり、エンタメ事業の減収分をカバーする大幅な増収を達成。セグメント売上高・利益とも過去最高を更新し、業績を大きくけん引した。
 

次に広告宣伝費の推移を見てみると、前述の広告抑制がはっきりと数字に表れているエンタメ事業は前四半期比で6億8400万円の減少となっている。その一方、ライフ事業は、繁忙期に向けプロモーションを強化した影響で前四半期比で約5億円増加した。

なお、第4四半期期間(5~7月)の広告宣伝費の考え方については、エンタメ事業は新作『三国BASSA!!』のリリースもあって「4Qは3Qプラスアルファくらいで」(中内之公エンターテインメント事業本部長)としていた。ライフ事業は「前年同期と同じくらい」(林社長)を見込んでいるという。
 

人員数の四半期推移は、前四半期比で110名の増加となっている。これは4月に新卒採用46名を行っていることなどが影響している。なお、共通部門の人員数が大きく増加しているのは、この新卒採用46名が含まれているためで、「6月より各事業部に配属した」(林社長)という。
 
 

■『ヴァルコネ』『ユニゾンリーグ』など既存タイトルが減収に


続いてセグメント別の状況を見てみよう。まずはエンタメ事業だが、既存タイトル、特に「『ヴァルキリーコネクト』と『ユニゾンリーグ』(の売り上げ)が落ちている」(中内氏)ことによる減収傾向に加え、新作『三国BASSA!!』のリリース遅延により、QonQで10.3%の減収となった。なお、売り上げの落ち込みは国内外で同様の傾向となっており、海外売上高比率は28%と前四半期比で横ばいとなった。
 


ライフ事業は、四半期ベースで売上高・利益ともに過去最高を更新したが、引越し関連、自動車関連、ブライダル関連、金融メディアのいずれもが順調に売り上げを伸ばす格好となっている。
 

EC事業については、過去最高の四半期売上高を達成するなど順調な拡大が続いている。また、現時点では投資が先行している段階にはあるが、林社長はそろそろ収益化を実現していく段階に移ることを示唆していた。
 
 

■『三国BASSA!!』は海外展開を準備中 次の新作は「他社との協業」(林社長)に


足元の第4四半期については、エンタメ事業では5月21日に最新作『三国BASSA!!』の配信を開始し、同25日にその課金を開始した。本作については、 アジア圏をはじめ、海外展開を順次推進する予定で、「現状ローカライズを進めている」(中内氏)とのこと。なお、林社長は「『三国BASSA!!』は三国志テーマということでアジア圏に期待している」としていた。

また、2019年7月期のリリースに向けた新作の開発も進めており、こちらは、「他社との協業タイトルになる」(林社長)とのことだ。
 

一方、ライフ事業では、トヨタ自動車<7203>との共同事業が始動した。スマホで注文、自宅へ納車する中古自動車のインターネット販売「くるまDELI by AICHI TOYOTA」というサービス名で、現在は「トライアルということで愛知県限定でまずはスタート」(同)しているという。
 
 

■通期計画は据え置き 各利益項目の3Q進捗率は80%超に達する


2018年7月期通期の連結業績予想は、エンタメ事業が第3四半期時点で期初計画をやや下回る売上進捗となっているものの、ライフ事業が売上・利益ともに期初計画を上回る進捗となっているのことを踏まえ、従来予想を据え置いており、売上高400億円(前期比15.6%増)、営業利益47億円(同15.3%増)、経常利益47億円(同14.1%増)、最終利益31億円(同20.2%増)を見込んでいる。

なお、利益については、前述のとおり、エンタメ事業の広告抑制が功を奏していることもあり、通期計画対比の第3四半期時点の進捗率が、営業利益で81.0%、経常利益で82.0%、最終利益で85.5%に達している。
 
 
(編集部:柴田正之)


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企業情報(株式会社エイチーム)

会社名 株式会社エイチーム
URL http://www.a-tm.co.jp/
設立 2000年2月
代表者 林高生
決算期 7月
直近業績 売上高229億円、営業利益22億円、経常利益20億円、最終利益12億円(2016年7月期)
上場区分 東証一部
証券コード 3662

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