【ゲーム株概況(7/6)】3Q決算を評価材料にトーセがS高 アクセルマークはブロックチェーン関連での話題も材料に 大手ゲーム株の一角がさえない

7月6日の東京株式市場では、日経平均株価は5日ぶりに反発し、前日比241.15円高の2万1788.14円で取引を終えた。米国による対中制裁関税が発動されたものの、株価はこれを既に織り込みで悪材料が出尽くしたとみる向きが強く、朝方から買い物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、トーセ<4728>が買われ、ストップ高に張り付いた。トーセは、前日7月5日に発表した2018年8月期の第3四半期決算が、営業利益で前年同期比2倍となるなど収益性の改善が見受けられたことが市場の評価材料となったようだ。

また、全体に買い優勢となる中で、アクセルマーク<3624>やenish<3667>、アエリア<3624>、オルトプラス<3672>などが大幅高した。アクセルマークはブロックチェーンゲーム関連での話題性も支援材料となっているもよう。

半面、スクウェア・エニックスHD<9684>やバンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>など大手ゲーム株の一角がさえず、モブキャストHD<3664>やマイネット<3928>が小安い。


■関連銘柄
株式会社トーセ
http://www.tose.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社トーセ
設立
1979年11月
代表者
代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
決算期
8月
直近業績
売上高56億6200万円、営業利益4億6900万円、経常利益5億500万円、最終利益3億1000万円(2022年8月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4728
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