Gunosy<6047>は、7月12日、 AnyPayとブロックチェーン領域の事業および研究を目的とした合弁会社LayerX（レイヤーエックス）を8月1日付で設立することを発表した。また、同社はLayerXに対し、5000万円の出資を行い、この資金をLayerXの運転資金に充当する予定だ。同社は、情報キュレーションアプリ「グノシー」など、機械学習を活かしたサービスを提供してきた。また、直近では機械学習で培った高い技術力を活かして、ブロックチェーン領域におけるテクノロジーの研究を進めており、2018年5月にはツクルバと、ブロックチェーン技術の不動産領域への活用に向けた共同研究を開始している。
AnyPayは、わりかんアプリ「paymo（ペイモ）」を始めとしたFintechソリューションを提供していると同時に、ブロックチェーン関連領域においてコンサルティング事業を展開している。
両社は、合弁会社を通じてブロックチェーン領域でのコンサルティングおよびプロダクト開発を一気通貫で提供することにより、ブロックチェーン技術の社会への適用に寄与するとともに、関連領域でのサービス開発を実施していく予定としている。
＜合弁会社の概要＞
名称：株式会社LayerX
所在地：東京都港区六本木
代表者：代表取締役社長 福島 良典
事業内容：ブロックチェーンに関するコンサルティング、システム開発・企画・運用、並びに研究開発
資本金：5000万円
設立年月日：2018年8月1日（予定）
決算期：3月
総資産 1億円
純資産 1億円
出資比率：Gunosy：50％、AnyPay：50％
