enish、2Qは売上高50%増、営業赤字は前年同期の4.3億円から2.9億円に縮小 他社IPタイトルの開発を開始…オリジナルと合わせて2タイトル開発中

enish<3667>は、7月30日、2018年12月期の第2四半期累計(1~6月)の決算(非連結)を発表、売上高29億1600万円(前年同期比50.5%増)、営業損益2億9200万円の赤字(前年同期4億3200万円の赤字)、経常損益2億8800万円の赤字(同4億1500万円の赤字)、最終損益2億9600万円の赤字(同4億7900万円の赤字)となった。
 

ゲーム事業では、「欅坂46」初となる公式ゲームアプリ『欅のキセキ』は、リリースから半年で累計300万ダウンロードを突破し、好調を維持した。第2四半期期間は『欅のキセキ』限定の動画が視聴できるVR機能の実装したほか、「欅坂46」メンバーに会えるリアルイベント(ゲーム会)を開催した。サービス開始から8年目に突入したブラウザタイトル『ぼくのレストラン2』と『ガルショ☆』は、コストコントロールと安定した運営により収益水準を維持した。

また、他社IPを生かしたタイトルと、自社のノウハウを生かしたオリジナルタイトルの開発を進める方針で、他社IPを生かした1タイトルについては、IPホルダーとの契約を締結し、開発を開始した。また、自社のノウハウを生かした1タイトルは鋭意開発中とのこと。

非ゲーム事業は、ファッションレンタルサービス「EDIST.CLOSET」が、シェアリングエコノミー市場の拡大及びサービスの認知拡大により順調に会員数を増加した。顧客満足度向上につながる施策やプロモーションを強化し、収益基盤の構築に努めていく方針だ。

なお、2018年12月期通期の予想については、エンターテインメント事業を取り巻く環境は変化が激しく、同社の事業も短期間に大きく変動する可能性があることなどから、信頼性の高い業績予想数値を算出することが困難とし、非開示としている。
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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