​マーベラス、QonQでは売上高20%減、営業益70%減に フジゲームスに運営移管した『ORDINAL STRATA』の開発費を一括償却

マーベラス<7844>は、7月31日、2019年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。その業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比20.3%減、営業利益は同70.3%減と大幅な減収減益となっている。

売上高については、音楽映像事業のステージ制作部門で実施した主要な公演の売上が第2四半期の計上となることも影響しているものと思われる。一方、大幅な減益については、オンライン事業が同じくQonQで売上高が同15.9%減、営業利益が同94.1%減となっていることが強く影響しているもよう。
 


オンライン事業では、フジゲームスとの協業タイトルとして1月9日よりサービスを開始した『ORDINAL STRATA -オーディナル ストラータ』について、協業先であるフジゲームスへ全ての運営を移管するとともに、開発費を一括償却しており、これが一過性の影響を与えている可能性が高そうだ。
 
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高253億4100万円、営業利益24億8800万円、経常利益29億3100万円、最終利益19億2500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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