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【KLab決算説明会】真田社長「更なるクオリティアップのため複数タイトルを配信延期に」 四半期ベースで過去2位の売上高を達成…『キャプ翼』が大きく寄与

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KLab<3656>は、8月8日、東京都内で決算説明会を開催した。同日発表した第2四半期累計決算(2018年1月~2018年6月)は、売上高159億円(前年同期比46.3%増)、営業利益25億円(同31.7%増)、経常利益25億円(同18.7%増)、最終利益17億円(同17.8%増)だった。決算説明会に臨んだ真田哲弥社長(写真)は下方修正を行った理由について「更なるクオリティアップのため」と明かした。

下方修正となったものの、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』、『BLEACH Brave Souls』がグローバルでの結果が見え、新作『ガールズ&パンツァー あつまれ!みんなの戦車道!!』App StoreのランキングでTOP30に迫るなど順調に立ち上がっている。

売上は「既存の周年キャンペーン」だけでブースト的に増加しているわけではなく、新規タイトルの立ち上がりを含めて健全に伸びている印象を受けた。本項では決算説明会の様子をお届けする。
 

 
■『キャプテン翼』が国内外で絶好調、既存タイトルの減少をカバー

業績を四半期推移(QonQ)で見ると、第2四半期(4~6月)は、売上高80億5900万円(前四半期比1.7%増)、営業利益12億4700万円(同7.2%減)、経常利益13億6400万円(同11%増)、最終利益9億800万円(同12.7%増)とQonQで増収、営業利益は減少した。
 
 
 
同社の主要タイトルの売上げを前四半期比で見ると、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』と『BLEACH Brave Souls』が減少するも、国内外で絶好調の『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』がカバーした形だ。特に海外でも伸張も顕著で、四半期で過去最高の売上高となり、前年同期比では約3倍となっている。

 

けん引役になった『キャプテン翼~たたかえドリームチーム~』だが、その施策として、各国代表の最新公式ユニフォームを着用した選手の配信を行ったことがユーザーに好評で、売上は前四半期(1~3月)の実績を大きく上回ったとのこと。とりわけグローバル版は日本以上に伸びたという。2017年12月に国内版で日本代表ユニフォームを着用した選手を配信した際、売上が大きく伸びたことがあったが、それと同様の施策をグローバル版でも行ったそうだ。

またこれまで地道に構築してきた海外向けの運営体制も収益創出の源泉になったという。同社の運営において「多言語展開を低コストで行える体制の構築、広告運用の地域別/言語別に制作、ターゲット別に適切な配信をインハウスでできることは他社にはない強み」だという。さらに、現地でのファンミーティングの開催に加え、オンライン動画放送「KLab Games Station」を日本語だけでなく、英語/フランス語でも配信するなど、ファンコミュニティの育成にも積極的に取り組んでいるとのことだった。

なお売上が伸びたにも関わらず、営業利益の減少は、開発にかかる費用が増えており、業務委託費、外注費、労務・人件費などが増加している。またAnime Expo 2018 およびJapan Expo 2018への出展等で広告宣伝費も7%増えている。
 
 
 
■新作パイプラインは6本、うち4本が2018年リリース予定

新作の開発パイプラインは6本で、内製タイトルが2本、外製タイトルが4本となる。このうち、2018年リリース予定で、同社のオリジナルIP『禍つヴァールハイト』とアクセルゲームスタジオと共同開発の『幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル』が事前登録を開始している。

また8月3日にバンダイナムコエンターテインメントと共同開発の『ガールズ&パンツァー あつまれ!みんなの戦車道!!』を配信開始、8月8日10時の段階で34位と好調なスタートを切っている。さらに来期以降について真田社長は、あくまでも具体的な進捗ではないとしながらも、「今期と同じくらい」を想定しているという。

 

 
 
■クオリティアップのために複数タイトルを延期に

なお、2月13日に発表した2018年12月通期の業績予想を、8月7日に下方修正し、売上高300億円~330億円(前回予想335億円~385億円)、営業利益27億5000万円~42億5000万円(前回予想37億5000万円~62億5000万円)、経常利益27億5000万円~42億5000万円(同36億5000万円~61億5000万円)、最終利益16億円~26億円(同23億5000万円~42億円)としている。

真田社長によると下方修正の原因は「ゲームのクオリティを高めるためリリース時期を後ろ倒しにした」ためだという。そのため当初想定した時期での売上げが見込めず、その差分を引いた値が今回の修正になったとのこと。なおリリース時期を変更したのは複数のタイトルで、その中には期ずれを想定しているものあるそう。

 

既存/新規タイトルの売上比率に関して真田社長は「それぞれの比率の詳細は控える」としながらも、既存タイトルが「大きく占める想定」と話した。

下期に関しては、良いスタートを切った『ガールズ&パンツァー あつまれ!みんなの戦車道!!』、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』と7月に入って好調な『BLEACH Brave Souls』が売上を大きく牽引できるか、そして新規タイトルがどれだけ寄与できるかもポイントとなりそうだ。東京ゲームショウ2018では、過去最大規模で出展した前年を超えるブースを構えるとのことで、「新たな発表があるか」という点にも期待したい。
 
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企業情報(KLab株式会社)

会社名 KLab株式会社
URL http://www.klab.com/jp/
設立 2000年8月
代表者 真田哲弥
決算期 12月
直近業績 売上高267億円、営業利益48億円、経常利益48億円、最終利益31億円(2017年12月期)
上場区分 東証一部
証券コード 3656

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