サン電子、第1四半期は3億2400万円の最終黒字に…モバイルライフサイクル事業売却で7億円の特別利益

サン電子<6736>は、8月10日、第1四半期（4～6月）の連結決算を発表し、売上高56億9300万円（前年同期比18.0％減）、営業損益2億7100万円の赤字（前年同期3億6500万円の赤字）、経常損益2億5000万円の赤字（同3億9200万円の赤字）、最終利益3億2400万円（同4億2300万円の赤字）となり、最終損益が黒字に転換した。

 

売上については、主力のモバイルデータソリューションの売上が伸びたものの、エンターテインメント関連事業が大きく下回ったことで減収となった。採算性の高いモバイルデータソリューションの売り上げが伸びたことで、営業赤字と経常赤字は前年同期比で縮小した。モバイルライフサイクル事業を売却したことで7億0200万円の特別利益を計上したことで、最終損益は黒字となった。

なお、ゲーム（その他事業）については、売上高は前年同期比17.6％減の1億円、セグメント損益は4300万円の赤字（前年同期は1100万円の赤字）だった。スマートフォン向けゲームコンテンツの販売が低調だったことに加えて、PSVR向け「DARK ECLIPSE（ダークエクリプス）」の開発費の増加も響いたとのこと。