「まんが王国」運営のビーグリー、6月中間期は赤字転落に 海賊版サイトの影響で収益伸び悩み、CM効果も限定的

コミック配信サービス「まんが王国」を運営するビーグリー<3981>は、8月10日、第2四半期累計(1~6月)の業績予想を下方修正し、売上高を従来予想の47億7600万円から45億3500万円、営業損益を1億8800万円の黒字から8900万円の赤字に、経常損益を1億6400万円の赤字から1億0700万円の赤字、最終損益を7500万円の黒字から1億1300万円の赤字にそれぞれ下方修正を行った。

 


同社では、海賊版サイトの影響を受けた第1四半期の伸び悩みを取り戻すまでにはいたらず、また、テレビコマーシャルの短期間での効果も限定的であったことから、売上高が従来予想を下回る見込みになったと説明した。費用面でも、積極的かつ多様なキャンペーンで販売促進関連費用が想定を上回ったとのこと。

2018年12月通期の予想については、現時点で計画を下回って進捗しているものの、効率的なプロモーション活動とサービス改善を行うことで、業績予想の達成を目指すという。このため、業績予想は変更しないが、修正が必要と判断した場合はすみやかに開示する、とした。
株式会社ビーグリー
https://www.beaglee.com/

会社情報

会社名
株式会社ビーグリー
設立
2004年10月
代表者
代表取締役社長 吉田 仁平
決算期
12月
直近業績
売上高190億8000万円、営業利益14億9600万円、経常利益14億4000万円、最終利益6億8900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3981
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