NJHD、1Qは売上高0.3%減、営業益59.5%減に レベニューシェア収益はおおむね予想通り 納品が重なる特殊要因で利益が膨らんだ前期の反動も

エヌジェイホールディングス<9421>は、8月13日、2019年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、売上高26億3100万円(前年同期比0.3%減)、営業利益6800万円(同59.5%減)、経常利益5800万円(同63.5%減)、最終利益3700万円(同65.5%減)となった。
 

ゲーム事業において、採用に伴う支出や開発環境の整備・改善などにより販管費が増加したことと、前年同期は第1四半期期間に納品が重なるなど特殊要因による利益計上があったことが大幅な減益の要因となっている。

ゲーム事業について詳しく見てみると、売上高については、開発フェーズから運営フェーズに移っていく中で運営受託は拡大したが、レベニューシェア収益はおおむね見通しに近い水準で推移したものの、想定以上に好調であった前期水準までは至らなかった。また、開発受託は、増床タイミングの関係などから開始時期が予定よりずれ込んでいる新規開発案件があることから、前年同期比で2.0%の減収となった。

なお、2019年3月期通期の予想については、7月2日に発表した人材関連サービスを展開するDELTA Holdingsと資本・業務提携に伴い、完全子会社であったトーテックの株式の70%をDELTA社へ譲渡したことからトーテックが同社にとっては持分法適用会社に異動したことを織り込んで修正を実施しており、売上高110億万円(前期比2.9%減)、営業利益5億円(同24.8%減)、経常利益5億1000万円(同23.5%減)、最終利益4億6000万円(同11.4%減)の見込みに修正された。
 

株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
https://www.njhd.jp/

会社情報

会社名
株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
設立
1991年12月
代表者
代表取締役社長 筒井 俊光
決算期
6月
直近業績
売上高106億5200万円、営業損益8億6900万円の赤字、経常損益8億6500万円の赤字、最終損益12億3100万円の赤字(2022年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
9421
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