【ゲーム株概況(8/20)】ARライブ関連の期待でユークスがS高 『ぼくドラ』好調を好感してイグニスも買われる エクストリームはS安に沈む

8月20日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比71.38円安の2万2199.00円で取引を終えた。トルコ情勢の先行き不透明感を受けて、為替が1ドル=110円台前半まで円高方向に振れたことで、輸出関連株を中心に売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャストHD<3664>がストップ高となるなど大幅続伸したほか、ユークス<4334>も朝方からストップ高に張り付いた。ユークスは、エイベックス・エンタテインメントが8月18日に実施した、会えるARイケメングループ「ARP」プロジェクトにおいて、ARライブシステム「ALiS ZERO」が大きな役割を果たしていることから、その共同プロジェクトの展開への期待が大きく膨らむ格好となっているようだ。

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また、App Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で子会社スタジオキングの『ぼくとドラゴン』がトップ30圏内まで浮上(関連記事)したイグニス<3689>も買われ、任天堂<7974>やLINE<3938>もしっかり。

半面、エクストリーム<6033>がストップ安で取引を終えるなど大幅続落し、NJホールディングス<9421>やモバイルファクトリー<3912>の下げもきつい。


■関連銘柄

 
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
企業データを見る
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
企業データを見る