ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の守安功社長は、本日(11月8日)開催の決算説明会で、オリジナルタイトル『メギド72』について、12月に控えた1周年に向けて施策を行うとともに、テレビCMを中心としたマーケティング施策を強化していく考えを示した。熱量の高いユーザーに支えられて、ユーザー数、売上ともに徐々に拡大している状況にあるという。
守安社長によると、リリース当初、ゲームのシステムが少し複雑なため、初めて遊ぶ人には敷居がやや高く、熱心に遊ぶコアなファンに限られていたという。このため、リアルでサポートが行われることから、熱量のファンを中心に口コミで広がることを狙っていたそうだ。
ただ、ここにきてDAU(日時アクティブユーザー数)が積み上がり、ファンコミュニティも盛り上がってきたこともあり、リアルだけでなく、ネットでもユーザーをサポートする環境が整ってきたと判断。テレビCMなどのマーケティング施策を行うとともに、1周年に向けたアップデートとイベントを行い、ファンの裾野を拡大していく、とした。
(編集部・木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432