Tencent、第3四半期の最終益は広告好調で30%増の234億元(3827億円) スマホゲームは『王者荣耀』けん引し増収、『聖闘士星矢』など新作も

Tencentは、昨日(11月14日)、第3四半期(7~9月)の連結決算を発表し、売上高が前年同期比24%増の805億9500万元(1兆3179億円)、営業利益が同22%増の278億6100万元(4555億円)、最終利益が同30%増の234億0500万元(3827億円)と増収増益となった。ネット広告やデジタルコンテンツ、クラウドサービス・決済がいずれも好調だった。

主力の「VAS(付加価値サービス)」の売上高は、同5%増の440億4900万元(7202億円)だった。PCとスマートフォンなどのオンラインゲームの売上高は同4%減の258億1300万元(4220億円)と減収となる一方、動画配信などの定額課金サービスが大きく伸びた。インターネット広告については、同47%増の162億4700万元(同2656億円)と大幅に拡大した。

オンラインゲームの売上が減ったが、スマートフォンゲームについては増収となった。同7%増の195億元(3187億円)と伸びた。『Free Fantasy Online Mobile』や『MT4』、『聖闘士星矢』など10タイトルをリリースしたほか、主力タイトル『王者荣耀(Honour of Kings)』のユーザー課金が増えたとのこと。

なお、各種メディアのKPIは以下のとおり。

・「QQ」のMAUは同4.8%減の8億0260万人
・「QQ」のスマートデバイスからのMAUは同6.9%増の6億9790万人
・WeixinとWeChatのMAU合算値は同10.5%増の10億8250万人
・「Qzone」のスマートデバイスのMAUは同3.8%減の5億3110万人
・「VAS」の定額コンテンツの利用者は同23.0%増の1億5410万人
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