App Store売上ランキングの1週間を振り返る…『FGO』首位独走、『パズドラ』Fateコラボで追走し2位をキープ 『モンスト』はTOP5から転落


1月7日~1月11日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみよう。

今週はFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立ち、そのままトップを独走していった。同タイトルでは期間限定「福袋召喚2019」や、期間限定「ニューイヤー2019ピックアップ召喚(日替り)」を開催中で、特に15日まで開催予定の日替わりのピックアップ召喚が持続的に売り上げに寄与する格好となったもようだ。

2位に続いたのが、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』となる。『パズドラ』は、1月7日より劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コラボを開催していることが順位上昇の原動力となっているようだ。同施策では「衛宮士郎」や「サーヴァント・セイバー」「遠坂凛」などの人気キャラクターたちがコラボダンジョンやコラボガチャに登場している。
 

そういった意味で今週は『Fate』関連が1位と2位を占めており、改めて同IPの強さを数字で示したと言えるだろう。一方で気になるのはミクシィ<2121>の『モンスターストライク』だ。年始の反動からかTOP5内から陥落、また本日(1月12日)10時の段階では11位となった。
 

同タイトルでは、1月12日からガチャ「グリーンファンタジー」、14日から「激・獣神祭」、17日から「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」とのコラボレーションを行うため、来週の注目ポイントになるだろう。
 
■1月7日

1月7日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。

なお、『FGO』は、ゲーム内にて期間限定「福袋召喚2019」や、期間限定「ニューイヤー2019ピックアップ召喚(日替り)」を開催中で、特に15日まで開催予定の日替わりのピックアップ召喚が持続的に売り上げに寄与する格好となっているようだ。
 

また、ランキングの動きで目立ったのは、土曜日の51位から21位まで急浮上したHero Entertainmentの『新三國志』だ。『新三國志』は、1月6日より、自分の好きなアイテムや武将を選んで購入することができる新商品「福袋」の販売を開始しており、売り上げを大きく伸ばしているもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、Supercellの『ブロスタ』やNetmarbleの『リネージュ2 レボリューション』などがトップ30に復帰した。


 
■1月8日


1月8日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープし、2位にはガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が浮上した。

『パズドラ』は、「衛宮士郎」や「サーヴァント・セイバー」「遠坂凛」などの人気キャラクターたちがコラボダンジョンやコラボガチャに登場する劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コラボを1月7日10時より開催(関連記事)していることが順位上昇の原動力となっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、LINE<3938>とNHN PlayArtの『LINE:ディズニー ツムツム』が前日の23位から5位まで急上昇した。『ツムツム』は、2019年1月29日に5周年を迎えることを記念した5大キャンペーンを開催中(関連記事)で、5周年を記念した特別なツム「雪の女王エルサ」と「邪悪な妖精マレフィセント」が1月7日11時より登場していることなどがランキング上昇につながったもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、バンダイナムコオンラインの『アイドリッシュセブン』や任天堂<7974>とCygamesの『ドラガリアロスト』などがトップ30に復帰した。



 
■1月9日

1月9日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、上位7タイトルの順位に変化がなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

ランキングの上昇が目立ったのは、コロプラ<3668>の『白猫プロジェクト』が前日の38位から13位まで急上昇したことだ。『白猫PJ』は、1月8日より、凱旋ガチャの第四弾を開始しており、売り上げを伸ばす格好となっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、DMM GAMESとニトロプラスの『刀剣乱舞-ONLINE-』が前日の49位から23位まで浮上してきた。『刀剣乱舞』は、1月8日のメンテナンス終了後より、「限定鍛刀キャンペーン」第二弾を開催しており、「大般若長光」が期間限定で各資源800の鍛刀に登場していることなどが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、アソビズムの『城とドラゴン』とコナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルサッカー』、Cygamesの『Shadowverse』がトップ30に復帰した。




 
■1月10日

1月10日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

トップ10圏内では、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が前日の26位から5位まで上昇してきたのが目立つ。『プロスピA』は、1月9日より、田中将大投手と平野住寿投手が「ワールドスター」選手として新登場した「ワールドスターセレクション」を開催していることが売り上げを伸ばす要因となっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボール レジェンズ』が前日の94位から一気に15位まで急浮上した。『DBレジェンズ』は、1月9日のアップデート後より、「第八弾 超時空ガシャ」を開催しており、「超サイヤ人 孫悟飯」や「超サイヤ人2 トランクス:青年期」らがSPARKINGキャラクターとして新登場していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、アプリボットの『ジョーカー~ギャングロード~』やEpic Actionの『ファイナルファンタジー15:新たなる王国』がトップ30に復帰した。



 
■1月11日

1月11日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、上位4タイトルの順位は変わらず、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

トップ10圏内では、任天堂<7974>とCygamesの『ドラガリアロスト』が前日の24位から6位まで急上昇してきた。『ドラガリアロスト』は、1月10日15時より、「ドラガリアフェス」を開催しており、シーリスのドラフェスVer.が期間限定キャラとして登場していることが売り上げに寄与しているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、この日のトピックスは、コロプラ<3668>の『アリス・ギア・アイギス』が24位とApp Store売上ランキングで初のトップ30入りを果たしたことだ。『アリス・ギア・アイギス』は、1月10日15時より、「ストライクウィッチーズ」とのコラボ<後半>イベントを開始しており、ピックアップスカウトに「★4/ゲルトルート・B」「★4/エーリカ・H」が登場していることなどが順位を大きく押し上げたもよう。なお、本作がリリースされたのは、2018年の1月22日であり、約1年をかけてトップ30入りを果たしたことになる。
 
出所:AppAnnie

ほか、GAMEVIL COM2US Japanの『ヴェンデッタ』やNetEase Gamesの『IdentityⅤ』などがトップ30に復帰した。

【関連記事】
・Google Play売上ランキングの1週間を振り返る…『FGO』が首位奪還、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』はTOP5内に定着 『モンスト』『パズドラ』はコラボで首位を狙う
 
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
FGO PROJECT

会社情報

会社名
FGO PROJECT
企業データを見る
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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