【ゲーム株概況(2/4)】『A3!』アニメ化でアエリアがS高 好決算を受けてガンホー急騰 スマホ版『魔界戦記ディスガイア』への期待で日本一も後場一段高

2月4日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続伸。前日比95.38円高の2万0883.77円で取引を終えた。週末の米国の経済指標を受けて買い安心感が広がり、幅広い銘柄が物色対象になった。ソニーが売られたことを受けて、国内企業の業績に対する警戒感が強く、上値では戻り待ちの売りも目立った。

こうしたなか、ゲーム関連株も堅調な銘柄が目立った。アエリア<3758>が100円高の638円とストップ高まで買われた。子会社のリベル・エンタテインメントが昨日(2月3日)、イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』のアニメ化を決定したことが材料視されたようだ。アニメ化を通じてさらなる人気獲得が期待されているという。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が大幅高。東証1部の値上がり率1位だった。2月1日、第4四半期の業績を発表し、売上高が前四半期比59.2%増の303億3800万円、営業利益は同85.0%増の93億1200万円と大幅な増収増益となったことを好感した。また50億円を上限とする自社株買いを行うことも明らかにしたも刺激材料となった。

日本一ソフトウェア<3851>は後場に入って一段高となった。ソニー系のフォワードワークスが日本一ソフトと共同開発しているスマートフォン向けゲーム『魔界戦記ディスガイア(仮)』の情報を2月7日に公開することを明らかにしたことが材料視されている。

他方、決算発表銘柄の値下がりが目立った。イー・ガーディアン<6050>やイマジニア<4644>など週末に決算発表した銘柄の下落が目立った。アカツキ<3932>やサイバーエージェント<4751>も戻りが鈍い。


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ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
企業データを見る
株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高48億3300万円、営業利益7億4500万円、経常利益9億4100万円、最終利益6億7200万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
企業データを見る