CA Tech Kids、奈良県帝塚山小学校で実施してきたプログラミング学習の最終授業として生徒の作品発表会を2月26日に実施


サイバーエージェント<4751>の連結子会社で、小学生向けプログラミング教育事業を行うCA Tech Kidsは、2018年6月より9ヵ月にわたって取り組んできた奈良県帝塚山小学校の4年生を対象としたプログラミング学習について、その最終授業として生徒の作品発表会を2月26日に実施する。

同社と帝塚山小学校は、同校4年生全児童78名を対象に、2018年6月から2019年2月まで9ヵ月間にわたり、オンラインプログラミング学習サービス「QUREO」(キュレオ)を用いたプログラミング学習に取り組んできた。生徒の自学自習をメインとする「反転学習」の形式をとり、授業では一人一人の学習進捗や習熟度に応じたサポートをすることによって、生徒の自主的な学びを支援した。

実際に、生徒は夏休みなどの長期休暇や、休み時間、放課後などの時間を用いて「QUREO」に搭載されたレッスンに各自で取り組み、条件分岐、正負の数、等号不等号、座標などのプログラミングの基礎概念について各々のペースで理解、習得している。月に1、2度実施する授業では、「QUREO」の成績機能を活用し、生徒の学習進捗と習熟度を把握しながら、当社スタッフのサポートのもと、帝塚山小学校教員による指導を行った。

2月26日に実施する最終授業では、9ヵ月の学習から得た学びを活かし生徒自身が開発したオリジナルのプログラミング作品の発表および体験会を行うほか、生徒たちの学習成果を示す成績集計データを公開する。

プログラミング教育は、2020年より国内の全ての小学校において必修化されることが決定しているが、子どもにプログラミングを教えるための優れた教材や指導者の不足、都市部と地方における教育機会格差などの課題も指摘されており、プログラミング教育の普及への懸念点となっている。そのような中、同社は地方においても教育効果の高いプログラミング教育を持続的に実施するモデルケースを示すべく、本取り組みを実践してきた。

「QUREO」の特長である、「子どもが自発的・自律的に学習を継続することができるカリキュラム設計」と「学習進捗と習熟度の両視点が一目で把握できる成績機能」を活用することによって実現した今回の反転授業の方式は、小学生を対象としたプログラミング教育において前例が無く、世界的に見ても極めて珍しい取り組みとなっている。

CA Tech Kidsは、今後も「QUREO」を用いたプログラミング学習支援活動に力を注いでいく方針だ。
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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