DeNA、経産省と東京証券取引所の『健康経営銘柄』に 健康管理を戦略的に取り組んでいる企業として選定


ディー・エヌ・エー<2432>は、2月21日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する『健康経営銘柄 2019』に初めて選定されたと発表した。健康経営銘柄は、2015 年から経済産業省と東京証券取引所が共同で、東京証券取引所に上場している企業のうち、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定している。

<評価のポイント>
選定は、経済産業省実施の「平成 30 年度 健康経営度調査」における当社の回答結果に対し、「経営理念・方針」「組織・体制」「制度・施策実行」「評価・改善」という 4 つの側面から評価している。

DeNA は、「サービス」の業種において「経営理念・方針」「制度・施策実行」「評価改善」の側面を中心に高評価だったという。

*同社グループの「健康経営銘柄 2019」への認定にあたっては、子会社であるモバオク、PFDeNA、DeNAライフサイエンス、DeSC ヘルスケア、ペイジェントの取り組みも調査・評価の対象となった。

<DeNA 健康経営方針>
DeNA は、大切な仲間である社員が安心して心身共に最高のパフォーマンスを発揮できる組織を目指している。健康取り組み 5 箇条(1.笑顔/smile 2.前向き/positive 3.多様性/diverse 4.継続/sustainable 5.連携/collaborative)を方針に掲げ、楽しみながらヘルスリテラシー向上につながるボトムアップ型の取り組みを推進している。

<2018 年の主な取り組み>
【社内外の専門家との連携・他企業との協働取り組み】
産業医、保健師をはじめとする社内外の専門家や他企業とコラボレーションし、セミナーや商品の体験企画、大学研究室との共同研究まで幅広い取り組みを行っている。

【取り組みの情報発信・推進者の育成・健康経営の社会普及】
自社サイトのブログや外部メディアの健康経営コラム、取材・講演を通じた積極的な情報発信や推進者の育成など健康経営の普及・活性化に力を入れている。

【社内コミュニケーション活性化・家族向けの取り組み】
社員同士が気軽にコミュニケーションをとれるチャットツールを積極的に活用。また、社員の家族を会社やスポーツ観戦に招待するイベント等を積極的に実施している。

【労働時間適正化に向けた取り組み】
超過が予測される従業員へのアラート配信や管理者を含む従業員への研修を実施し、法定外労働時間は 3 年間で半減している。

【女性の健康相談窓口設置】
DeNA 所属の保健師による女性従業員対象セミナーの実施や女性専用の健康相談窓口を設置している。

同社は、今後もヘルスケア事業や健康サポートに関する取り組みから得た知見を、社員にとどまらず、家族や同社が関わるステークホルダー、地域、全国へと積極的に広め、「健康が当たり前の社会」の実現に向けて取り組んでいくと、説明している。
 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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