【ゲーム株概況(2/28)】買収に関する思惑買いでネクソンが高い ポケモン新作が発表も任天堂は利益確定売りに押される ガーラも反落

2月28日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比171.35円安の2万1385.16円で取引を終えた。米中貿易協議の先行き懸念が強まったことで朝方から売りが先行していたが、米朝首脳会談の結果への警戒感から大引けにかけて一段安した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ネクソン<3659>が買われた。ネクソンは、同社の買収候補に複数の企業が浮上し、買収合戦に膨らむのではとの思惑が市場に広がっているようだ。

また、コーエーテクモHD<3635>やカプコン<9697>など大手ゲーム株の一角が買われ、アカツキ<3932>も続伸した。

半面、ガーラ<4777>が反落したほか、ドリコム<3793>やユークス<4334>、イグニス<3689>などが売られた。

任天堂<7974>もポケモンシリーズの新作をニンテンドースイッチ向けに今冬発売することを発表したものの、利益確定の売り物が先行した。


■関連銘柄
株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
企業データを見る