18年11月-19年1月決算、エイチームに関するスマホアプリ&ソーシャルゲーム決算記事

Custom Search
企業データベース
業界求人情報
TOP > 記事 > 【エイチーム決算説明会】「『スタリラ』がフル寄与」(林社長)...

【エイチーム決算説明会】「『スタリラ』がフル寄与」(林社長)でエンタメ事業がV字型回復 ライフ事業は新サービス立ち上げの投資が続く

リスト
このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 企業データ

エイチーム<3662>は、3月8日、東京都内で2019年7月期の第2四半期(8~1月)の決算説明会を開催した。同日に発表した第2四半期決算は、売上高185億2400万円(前年同期比2.5%増)、営業利益11億7700万円(同42.8%減)、経常利益11億6800万円(同43.7%減)、最終利益7億4100万円(同48.2%減)となった。

説明会では、同社の林高生社長(写真)が決算概要やセグメント別の事業状況、足元の第3四半期の進捗などの説明を行った後、質疑応答が行われた。今回はその内容も踏まえつつ、会見の様子をまとめてみた。
 

■QonQで増収増益 『スタリラ』の寄与でエンタメ事業がV字型回復


まずは第2四半期期間(11~1月)の業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比7.5%増の95億9700万円、営業利益は同42.8%増の6億9200万円、経常利益は同30.4%増の6億6100万円、最終利益は同88.4%増の4億8400万円となった。ライフスタイルサポート事業(以下、ライフ事業)は、新規サービスへの投資を継続していることで第1四半期と横ばいの利益率での推移となった。その一方、エンターテインメント事業(以下、エンタメ事業)は、新作の「『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』(『スタリラ』)がフル寄与した」(林社長)ことで、売上高が前四半期比23.5%増、営業利益が同2.2倍とV字型の回復となった。
 

続いてセグメント別の広告宣伝費の推移を見てみたい。この第2四半期期間は、ライフ事業は繁忙期に向けたプロモーションの強化を実施したため、エンタメ事業は年末年始イベントなどのため、それぞれ広告宣伝費が前四半期比で増加している。
 
 

■ライフ事業は投資局面が続く エンタメ事業は『スタリラ』の海外配信を準備中


続いてセグメント別の状況に目を移したい。まずはライフ事業だが、ブライダル関連と金融メディアがQonQで減収となっているが、これは「季節要因によるもの」(同)だという。また、営業利益率が前四半期と同じ12.4%にとどまっているが、これは前述の通り、新サービスを現在10個くらい立ち上げているところであり、その投資による人件費、広告宣伝費の増加が数字に表れているものになっている。
 


次にエンタメ事業だが、既存タイトルが年末年始イベントの効果もあり、「アプリごとに違いはあるが、総じて横ばい」(中内之公エンターテインメント事業本部長)となるなど堅調に推移し、そこに『スタリラ』の加わることで収益を押し上げた。
 

なお、現時点では『スタリラ』は国内市場のみで展開しているため、海外売上比率は24%と相対的に低下する格好となっている。ただし、『スタリラ』は既に繁体字版を今春にリリースする予定であることを明らかにしているほか、「ほかのエリアでの展開も準備中」(同)だという。

そのため、「海外比率は再び伸びると思う」(林社長)としていた。
 

EC事業については、引き続き通期の黒字化に向けた体制整備を優先していることで、QonQで24.7%の減収にとどまった。同社のEC事業は次の第3四半期が繁忙期に当たるため、ここで体制整備の成果がでるかどうかがまずは注目されるところだ。
 
 

■金融メディア事業を担う新会社エイチームフィナジーを設立


直近のトピックスとしては、2月22日に金融メディア事業を分社化する形で新会社エイチームフィナジーを設立した。新会社の営業開始は5月からの予定であり、ライフ事業で立ち上げている新サービスのうち、「ナビナビFX」や「ナビナビ住宅ローン」も新会社が担当することになる。
 

また、中古自動車のインターネット通販サービス「くるまDELI」が「remobi」として1月23日より本サービスを開始するなど、育成中の新サービスの芽が少しずつ育ち始めている。
 

一方、エンタメ事業については、現時点であらたな新作の開発情報などは開示されていない。まずは既存タイトルの運営をしっかりと行いつつ、『スタリラ』の育成、海外展開に注力していくことになるものと思われる。
 
 

■通期予想は据え置き 利益面で低進捗もおおむね計画通り


なお、2019年7月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高400億円(前期比6.2%増)、営業利益40億円(同14.9%減)、経常利益40億円(同15.4%減)、最終利益26億円(同21.4%減)の見込み。

第2四半期実績での進捗率が売上高で46.3%、営業利益で29.4%、最終利益で28.5%にとどまっているが、おおむね計画通りの進捗としている。次の第3四半期が繁忙期となるライフ事業の伸長や、エンタメ事業における『スタリラ』の海外展開の寄与などで、どのくらいの第3四半期にばん回が進むのかが注目のポイントとなりそうだ。
 
 
(編集部:柴田正之)

 
リスト
このエントリーをはてなブックマークに追加

あわせて読みたい( 18年11月-19年1月決算エイチーム

企業情報(株式会社エイチーム)

会社名 株式会社エイチーム
URL https://www.a-tm.co.jp/
設立 2000年2月
代表者 林高生
決算期 7月
直近業績 売上高376億7400万円、営業利益47億100万円、経常利益47億3000万円、最終利益33億600万円(2018年7月期)
上場区分 東証一部
証券コード 3662

Facebook

スマートフォンゲーム最新情報をシェア中

Twitter

毎日つぶやき!スマートフォンゲーム最前線!

はてブ

このエントリーをはてなブックマークに追加

毎日配信!スマートフォンゲーム最前線!

RSS

毎日更新中。スマートフォンゲーム最新情報

新着記事