【ゲーム株概況(3/26)】MorningTecとの連携ゲームアプリ第一弾発表でenishがS高 サイバーエージェントが大幅高 前日S高のDLEは大幅反落

3月26日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比451.28円高の2万1428.39円で取引を終えた。前日の大幅下落の反動に加え、期末権利付きの最終売買日にあたることもあって、権利取りを意識した買いが入った。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が後場に入ってストップ高した。enishは、前場引け後に中国のMorningTecと連携したゲームアプリ第一弾となる未来型アクションRPG『Project VGAME(仮)』を発表(関連記事)したことが市場から材料視されたもよう。

また、サイバーエージェント<4751>やエクストリーム<6033>、エディア<3935>なども大幅高した。サイバーエージェントは、AI(人工知能)を活用することで広告クリエーティブの最適化を行う効果予測モデルの提供を開始したことなどが株価の支援材料となっているようだ。

ほか、Nintendo Switchの新モデル2種類を発売すると報じられた任天堂<7974>も買われた。

半面、ケイブ<3760>や日本一ソフト<3851>などが売られ、前日にストップ高まで買われたDLE<3686>は大幅反落した。JPモルガン証券の投資判断格下げを嫌気してグリー<3632>とDeNA<2432>もさえない。


■関連銘柄
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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