【ゲーム株概況(3/27)】オンラインクレーンゲームの繁体字版プレオープンでコムシードが一時S高 ガンホーやベクターなど直近材料株に物色が向かう

3月27日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比49.66円安の2万1378.73円で取引を終えた。3月期末の配当の権利落ち日ということで、朝方から落ち分を反映した動きとなったものの、アジア市場高もあって後場に入ると下げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガンホー<3765>やKLab<3656>、ドリコム<3793>、ボルテージ<3639>、ケイブ<3760>、ベクター<2656>などが買われた。ガンホーは『Ragnarok M』の海外でのヒット、ベクターはオンラインゲーム事業からの撤退による業績の改善期待と、直近の材料を焼き直す動きとなっているようだ。

また、オンラインクレーンゲーム『TOKYO CLAW MACHINE』の繁体字版『東京夾娃娃』を台湾のGoogle Playでプレオープンしたと発表したコムシード<3739>が一時ストップ高まで急騰したほか、エディア<3935>も一時ストップ高まで買われた。

半面、任天堂<7974>やコーエーテクモ<3635>など大手ゲーム株の一角がさえない。


■関連銘柄
コムシード株式会社
https://www.commseed.net/

会社情報

会社名
コムシード株式会社
設立
1991年12月
代表者
代表取締役社長CEO 塚原 謙次
決算期
3月
直近業績
売上高19億8500万円、営業利益6000万円、経常利益4800万円、最終損益1億1500万円の赤字(2023年3月期)
上場区分
名証ネクスト
証券コード
3789
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