Aiming、取締役会の実効性に関する評価結果を発表…「おおむね適切に運営、機能されている」

Aiming<3911>は、本日(4月2日)、取締役会の実効性に関する評価結果を発表した。同社では、取締役及び監査役全員(8名)に対し、取締役会に関するアンケートを実施し、全員から回答を得たという。この回答をもとに取締役会で、評価結果の分析及び今後の課題について議論したという。


評価結果の概要
(1) 取締役会の構成に関して
取締役会は、多彩な知識・経験・能力を有した取締役、社内外取締役及び監査役の8名で構成されており、適切な規模であると評価される結果となった。一方で、赤浦氏の辞任を受け、社内外取締役のバランスや新たな社外取締役の追加は検討すべきとの意見があった。

(2) 取締役会の運営に関して
取締役会の開催頻度、審議時間や自由な意見交換ができる環境づくりなどは、適切な運営がされているという評価結果となった。一方で、取締役会に提出される資料の配布時期や資料内容については改善の余地があるなどの意見があった。

(3) 取締役会の議題に関して
議題の選定、審議時間などは、おおむね適切に運営されているという評価となった。一方で、ガバナンス面、中期経営計画、リスク管理、代表取締役の後継者についての議案をさらに検討すべきの意見があった。また、課題の認識、課題解決策、企業戦略などについてはさらに議論すべきとの意見があった。

(4) 取締役会を支える体制に関する質問
議題の情報提供の機会確保や外部専門家の活用など、取締役会を円滑に運営する体制については、適切に整備されているという評価結果となった。一方で、必要な情報を適確に提供するための工夫や、独立した客観的な立場に基づく情報交換・認識共有の機会確保については検討が必要の意見があった。


上記 35 項目に対する回答結果として、肯定的な回答は約90%、否定的な回答は約10%であり、同社の取締役会はおおむね適切に運営、機能しており、取締役会全体の実効性は確保されていると判断した、としている。今後も取締役会評価において認識された課題について、さらなる実効性向上のために必要な取組みを実施し、改善に努めていく方針。
株式会社Aiming
http://aiming-inc.com/
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会社情報

会社名
株式会社Aiming
設立
2011年5月
代表者
代表取締役社長 椎葉 忠志
決算期
12月
直近業績
売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3911
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