【ゲーム株概況(4/26)】決算発表で材料出尽くしのアカツキが大幅反落 任天堂は今期予想が市場の期待に届かず反落に 周辺株のインフォコムが高い

4月26日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比48.85円安の2万2258.73円で取引を終えた。10連休前最終日ということで手控えムードが強い中で、米国の半導体株下落の流れを受けて、国内市場も主力ハイテク株を中心に売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、既に決算発表を通過したサイバーエージェント<4751>やモバイルファクトリー<3912>が堅調なほか、周辺株では電子コミック配信サービス「めちゃコミック」が収益をけん引し、25日に発表した2019年3月期決算が2ケタ超の増収、営業増益となったインフォコム<4348>が大幅続伸した。

半面、前日25日に2019年3月期決算を発表したアカツキ<3932>は、決算内容自体は良かったものの、目先の材料出尽くし感から大幅反落し、コーエーテクモHD<3635>が2020年3月期の減益予想を嫌気される格好で売られた。

任天堂<7974>は、2019年3月期決算とともに発表した2020年3月期の業績予想が、市場の予想を下回ったとの見方から3日ぶりに反落した。


■関連銘柄
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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