ミクシィ<2121>は、この日(5月10日)、2019年3月期の通期連結決算を発表すると共に、東京都内で決算説明会を開催した。
決算説明会では同社の木村弘毅社長が2020年3月期の方針の1つとしてスポーツ事業にフォーカスすると明かした。同社の売上は『モンスターストライク』の比重が非常に大きいため、スポーツ事業についても力を入れていき、利益の層を積み上げるための期待があるようだ。
木村社長は質疑応答にて将来的にはゲームとスポーツのセグメントの比率を「ゲームに負けない規模になるよう願っている」とその温度感を伝えていた。
また最近のスポーツ事業の話題として、4月にプロバスケットボールチーム千葉ジェッツとの戦略的資本業務提携を締結したことに触れ、1万人規模のアリーナの建設の予定があると展望を示した。この1万人という数字は、現在同チームが使用している会場の倍で、観客数の増加による売上増の狙いもあるようだった。なお木村社長はアリーナの建設予定地や時期などは詳しく話をする時期ではないとしながらも、「2020年代の早いタイミングで実施できれば」と現在の状況を話していた。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121