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【ミクシィ決算説明会】「経営者として危機を感じる」木村社長 回復の鍵は『モンスト』リバイブとスポーツ事業の注力

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ミクシィ<2121>は、5月10日、東京都内で2019年3月期の決算説明会を開催した。説明会では、木村社長が今期の業績予想が大きく減収減益になったことについて「経営者としての危機を感じる」と話した。

通期の連結決算では、2019年3月期通期の連結決算は、売上高1440億円(前々期比23.8%減)、営業利益410億円(同43.3%減)、経常利益411億円(同43.5%減)、最終利益265億円(同36.5%減)と大幅な減収減益となった。『モンスターストライク』は同社の売上の要で依然として高い利益を出しているものの、今期は同タイトルだけで280億円の減益を見込んでいる。

そんな状況の中、2020年3月期はどのような取り組みを行っていくのか。2019年3月期の振り返りや今期の展望などが語られた決算説明会についてお届けする。


■QoQは増収、大幅な増益。広告費と決済手数料の減少が大きく貢献

まずは2019年第4四半期を振り返ろう。売上高は380億円(前々期比8.8%増)、営業利益は141億円(131.1%増)、経常利益141億円(131.1%増)、最終利益は94億円(129.2%増)と増収、大幅な増益となった。
 

高い利益の理由は、まず広告宣伝費が約40億円下がったことがある。広告宣伝費が大きく下がった理由として、5周年や年末年始キャンペーン等の費用の多くが第3四半期に計上していたため。また決済手数料も14億円ほど下がっている。これは1月の売上に対する手数料の一部が前四半期に前倒しで計上してことによるもの。この2つが第3四半期と比べて大きな利益増の理由となっている。
 



■『モンスト』のリバイブと『スポーツ事業の成長』への注力がFY2020でのポイント

決算説明会では木村社長は『モンスターストライク』の現状の課題を挙げた上で、今後の方針についてて話している。

6年目に入った同タイトルは、以前高いレベルでの利用者数だが、ARPU(客単価)が低下しているという。その理由として『モンスターストライク』のコンテンツがコアユーザー向けになっており、ライトユーザーの消費が低迷しているからと木村社長は説明していた。

そのため、ライトユーザーにも向けた施策を行いARPU(客単価)を回復を狙っているとのこと。まずは、『モンスターストライク』事業のトップに3周年の際に劇的な回復を成し遂げたマーケティング責任者を据え、関連事業の指揮命令も集約し、リバイブを狙っているという。
 

続いてスポーツ領域の事業成長についてだ。『モンスターストライク』頼みにならないよう、スポーツ事業で利益の層を積み重ねたいというのが注力理由となる。特に2019年3月期では、東京ヤクルトスワローズ、TOKYO DIME(渋谷拠点の3人制のプロバスケットチーム)とのスポンサー契約を行っている。
 

またプロサッカーチームのFC東京とのマーケティングパートナーシップ締結、そしてプロバスケットチームの「千葉ジェッツ」の戦略的資本業務提携と株式譲渡契約の締結を行い、連結子会社化した。特に「千葉ジェッツ」においては、今後1万人規模のアリーナ建設を行っていくという。

この1万人という数字は、現在同チームが使用している会場の倍で、観客数の増加による売上増の狙いもあるようだった。なお木村社長はアリーナの建設予定地や時期などは詳しく話をする時期ではないとしながらも、「2020年代の早いタイミングで実施できれば」と現在の状況を話していた。
 

▲競輪車券のインターネット投票サービスを運営するチャリ・ロトを子会社化。競輪のオンライン市場は11%成長をし、その中でチャリロトも大きく売上を伸ばしているとのこと。
 
木村社長は質疑応答にて将来的にはゲームとスポーツのセグメントの比率について「ゲームに負けない規模になるよう願っている」とその温度感を伝えていた。

なお新作タイトルについては大きい話はなかった。2019年春にリリース予定だった『モバイルボール』は2019年内に延期となっている。現状スマートフォンと任天堂3DSとでのリリースとなっている。任天堂3DSでのリリースという選択肢は、開発当初のタイミングでの判断だったという。なお同タイトルの任天堂スイッチでのリリースについては、可能性の1つとしてあり得なくはないという状況のようだ。

新規タイトルの課題として、ゲーム開発のディレクターなどが足りていなかったため、拡充を進めたことも明らかにしている。


■『モンスターストライク』は280億円の営利減を見込むも、リバイブ計画は織り込まず

 

同社は2020年3月期通期の予想を売上高1000億円(前期比30.6%減)、営業利益50億円(同87.8%減)という大幅な減収減益予想を発表した。特に主力の『モンスターストライク』のインパクトが強い。営業利益では同タイトルの約280億円の減益要因となっている。
 

ただしこの予想は『モンスターストライク』のリバイブ計画や織り込んでいないとのこと。また新作タイトルもリリース予定だが、これも同様に通期予想には含んでいないという。ゲームの海外展開に関しては、国内と比べてそこまで重きを置いておらず、「土地勘のあるところで、まずはやっていく」とした。

 
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企業情報(株式会社ミクシィ)

会社名 株式会社ミクシィ
URL http://mixi.co.jp/
設立 1997年11月
代表者 木村弘毅
決算期 3月
直近業績 売上高1890億円、営業利益723億円、経常利益727億円、最終利益417億円(2018年3月期)
上場区分 東証マザーズ
証券コード 2121

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