定石! mixiアプリのプロモーション手法(1)

 「mixiアプリ」のプロモーション業務って、なかなか難しいものがあります。あくまで伝聞ですが、今年1月くらいまでmixiアプリのプロモの定石みたいなものがあって、それがかなり使えたそうです。サービス開始(カテゴリー登録)に合わせてmixi内にアプリのバナー広告を大量に出稿し、一気に集客。そして、登録者数が10万人に到達したら、バイラルで自然に増やす...というものです。  ところが、ご存じの方はいらっしゃるかと思いますが、今年の2月くらいからタイアップアプリ等、一部の例外を除いてSAPは事実上、mixi内に広告を打つことが不可能になりました。私の勤め先でも、2、3社の広告代理店を通じてmixi側と交渉させたのですが、すべて失敗に終わりました。ときどきmixiアプリの広告が流れたりしていますが、それはmixi側で勝手に選んだものだそうです。  いまはどうかわかりませんが、mixiでは「マイミクと一緒にものを育てたり、見せ合ったりするものをソーシャル性の強いアプリ」と位置づけ、そのお眼鏡にかなったものが紹介されると聞いたことがあります。取締役の方の独断だったり、社内での投票で決めたり、色々だそうです。  逆に、他のユーザーと戦ったり、ものを盗みあったりするアプリ、あるいは不特定多数のユーザーと遊べるようなアプリは、一時、かなり冷遇されていたと聞いています。これは、以前からのmixiの運営方針また運営理念に沿ったものであって、ぼくは、喜ばしいとは思わないし、賛成するわけではないけど、考え方はわかるとは思いました。  ということで、多くのSAPは、mixi外のサイトからもユーザーを引っ張ってくる必要に迫られた訳なのですが、これがなかなか難しいのです。それについては後日。。。まとまった段階で書こうかと思います。