【ゲーム株概況(5/22)】『BLEACH』関連タイトルの国内外での活躍を材料にKLabが買われる グリーやDeNAなど主力株の一角がさえない

5月22日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら反発し、前日比10.92円高の2万1283.37円で取引を終えた。為替が1ドル=110円台半ばまで円安方向に振れたことで、朝方は買い優勢の展開となったものの、米中への貿易摩擦問題への懸念が依然として強く、大引けにかけてじりじりと値を消す展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、KLab<3656>やアカツキ<3932>、ケイブ<3760>、ギークス<7060>などが買われた。KLabは、『BLEACH Brave Souls』が全世界4000万ダウンロードを突破したことを明らかにしたことに加え、崑崙ゲームと共同で展開する韓国版『BLEACH 境・界-魂之觉醒:死神』が5月16日に韓国でリリースされ、順調なスタートを切っていることなどが評価されているようだ。

また、カプコン<9697>やコナミHD<9766>、スクウェア・エニックスHD<9684>など大手ゲーム株の一角もしっかり。

反面、目立って売り込まれている銘柄は見受けられないものの、グリー<3632>やDeNA<2432>、コロプラ<3668>など主力株の一角がさえない。


■関連銘柄
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る