ガーラ、VRプラットフォーム「Monster VR」の開発会社である韓国のGPM社と業務提携 日本での営業代理店としてMonster VR事業を展開へ

ガーラ<4777>は、5月31日、韓国のGPM社と業務提携契約を締結したことを発表した。

GPM社は、VR技術を使ったVRプラットフォーム「Monster VR」の開発会社で、VR プラットフォーム事業およびVRテーマパーク事業のサービスを提供している。VRプラットフォーム事業では、VRプラットフォームである「Monster VR」をコンテンツ開発会社とVR端末を設置する事業者に提供している。

「Monster VR」は、ホテルなどの宿泊施設に設置してVRを楽しめる端末「Monster Kit」、ネットカフェ、リゾート施設や商業複合施設などに設置して家族やカップル、友達同士で様々なVRコンテンツを楽しめるカラオケボックス型の「Monster CUBE」、個室タイプの「Monster ROOM」といった複数のVR端末(ハードウェア)があり、SDK、決済システム、コンテンツ管理システムといったソフトウェアと一体となって機能しているプラットフォームとなっている。

これらのプラットフォーム上には、世界12か国のVRコンテンツ開発会社からゲーム、教育、映像などのカテゴリーにおける500個を超えるコンテンツの提供を受けており、ユーザーは Monster VRコインチャージシステムに金額をチャージすることにより最新の優良コンテンツで遊ぶことができる。

一方、VRテーマパーク事業は、2017年8月に韓国内初の大規模VRテーマパークである「Songdo Monster VR」をオープン。2018年8月にはロッテ百貨店Star city店に45種類のVRコンテンツが楽しめるMonster VRテーマパークをオープンしており、韓国内で現在2店舗のVRテーマパークが運営されている。

今回の提携では、GPM社が進めるMonster VR事業の海外展開、その中の日本での事業展開においてのものとなり、ガーラがMonster VR事業の日本における営業代理店として、Monster VR端末の販売、Monster VR端末の保守、Monster VRライセンスに係るサブライセンスの付与などを行うことになる。

なお、今回の業務提携によるガーラの連結業績への影響は現在精査中とし、今後、開示すべき事項が生じた場合は判明次第速やかに公表するとしている。
株式会社ガーラ
http://www.gala.jp/

会社情報

会社名
株式会社ガーラ
設立
1993年9月
代表者
代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
決算期
3月
直近業績
売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4777
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