【ゲーム株概況(6/12)】みずほ証券が投資判断格上げのサイバーエージェントがしっかり 新作『最果てのバベル』配信のコロプラは材料出尽くしに

6月12日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりの反落となり、前日比74.56円安の2万1129.72円で取引を終えた。米国市場やアジア市場の下落の一方で、4月の機械受注が市場予想を上回ったことで、市場の方向感に乏しい展開となったが、大引けにかけてやや値を崩した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガンホー<3765>やアクセルマーク<3624>、ミクシィ<2121>などが買われた。また、みずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げしたサイバーエージェント<4751>もしっかり。

半面、この日に新作『最果てのバベル』のサービス開始を予定(大引け後にサービス開始)していたコロプラ<3668>は、既に材料として織り込み済みとの見方から材料出尽くしとみた売り物に押され、gumi<3903>も続落した。

また、スクウェア・エニックスHD<9684>が大幅続落したほか、任天堂<7974>やカプコン<9697>も売られるなど大手ゲーム株の一角が軟調な推移となった。


■関連銘柄
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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