「MERY」運営会社が減資 資本金を11億円、資本準備金を4.9億円減らす 4月には電通も資本参加

女性メディア「MERY」の運営会社として知られるMERYが減資することが明らかになった。この日(7月5日)付の「官報」に掲載された「資本金及び資本準備金の額の減少公告」によれば、資本金を約11億円、資本準備金を4億9100万円減らし、それぞれ1億円、7億800万円にするとのこと。株主総会の決議は6月27日に終了したという。

同社は、「MERY」の運営のほか、小学館メディアのサポート業務、新デジタルメディアの開発を行っている。「MERY」は、かつてディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の子会社が運営していたが、著作権侵害などの問題が発生し、サイトを一時停止した。その後、2017年8月、小学館とDeNAの共同出資で運営会社を設立する形で同社を設立し、11月よりサービスを再開していた。4月には電通が第三者割当増資を引き受ける形で資本参加した。