ブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」の実証実験開始 イードやTokyo Otaku Modeら4社共同で


イード<6038>、Tokyo Otaku Mode、bitFlyer Blockchain、オタクコイン協会の4社は、ブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」の実証実験開始を発表した。

「Tokyo Honyaku Quest」では、世界中のファンが翻訳家となってアニメニュース記事の翻訳を行うことができる。翻訳された記事は正式な翻訳版として、翻訳者のIDと共にブロックチェーン上に記録していく。

実証実験では、イードが運営する「アニメ!アニメ!」の日本語アニメニュース記事を翻訳の対象としており、翻訳版の記事は新たに立ち上がる「アニメ!アニメ!」のグローバル版である「Anime Anime Global」に掲載する(当初は英語版のみでの提供)。翻訳者および翻訳の協力者には対価として独自トークン「HON(※)」が付与される。

今後、記事の拡散に協力したユーザーや翻訳版の記事を閲覧したユーザーにも対価をシェアしていくことで、コンテンツの翻訳や、これを通じて構築されるグローバルなコミュニティ内で自律的・非中央集権的なトークンエコノミーが形成されることを目指すとのこと。また、独自トークン「HON」はオタクコイン協会が発行するコミュニティ通貨「オタクコイン(※)」と交換性を持つ予定という。

既にサービス設計は完了しており、パイロット版の「Tokyo Honyaku Quest」は今夏にも公開する予定。それに先駆け、翻訳者の応募を受け付けている。翻訳者は、応募者の中から選抜されパイロット版に参加できる仕組みとなっている。
 
▲開発中のサイトイメージ

※画面は開発中のイメージで、デザイン等は大幅に変更される可能性がある。


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