サンリオ、欧州委員会からの課徴金命令を受けて下方修正 20年3月通期の最終利益予想を49億円から41億円に

サンリオ<8136>は、欧州委員会からの競争法違反の課徴金支払い命令を受けて、2020年3月期の最終利益の予想を49億円から41億円に8億円引き下げた。従来予想からの修正率は16.3%減となる。売上高と営業利益、経常利益は据え置きとなる。

同社によると、サンリオとサンリオの子会社は、欧州委員会による欧州競争法違反の疑いがあるとの理由で課徴金の支払いを命じる決定の通知を受け、第1四半期に特別損失7億円を計上したとのこと。

このほかにも、第1四半期に投資有価証券評価損3億円も計上したが、これについては今後の株価の動向を注視しつつ、株式の売却でカバーしていく、とした。

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株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高726億2400万円、営業利益132億4700万円、経常利益137億2400万円、最終利益81億5800万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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