【ゲーム株概況(8/29)】マイネットが大幅続伸 BOIは終値ベースで2900円台回復 信用取引規制の強化でenishは手仕舞い売りに

8月29日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに小反落し、前日比18.49円安の2万460.93円で取引を終えた。米国による対中制裁関税への警戒感や、英国のEU(欧州連合)からの合意なき離脱の可能性が高まったとの見方から朝方は売り優勢の展開となったが、アジア株の堅調を受けて後場は下げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、マイネット<3928>が大幅続伸したほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が4日続伸となり、終値ベースで2900円台を回復した。

また、アエリア<3758>やギークス<7060>、サイバーステップ<3810>なども買われた。

半面、enish<3667>やアクセルマーク<3624>、KLab<3656>などが売られ、大手ゲーム株ではカプコン<9697>とスクウェア・エニックスHD<9684>の下げがきつい。

enishは、東証と日証金による信用取引規制の強化で手仕舞い売りに押される格好となったようだ。


■関連銘柄
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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