ネクソン、韓国Wonder Holdingsに戦略的投資…『アラド戦記』の開発をリードしたホ・ミン氏が創業

ネクソン<3659>は、9月9日、連結子会社であるNEXON Korea（ネクソンコリア）が韓国のWonder Holdingsへの戦略的投資を決定したと発表した。出資額や出資比率などについては一切非公開となっている。

ワンダーホールディングスは、2009年にホ・ミン氏が設立した持株会社で、ゲーム開発会社Wonder PeopleとA Storm、またeコマースプラットフォームWEMAKEPRICEなどを傘下に置く。

ネクソンコリアはWonder PeopleとA Stormのゲーム開発とライブ運用をサポートし、ホ・ミン氏は外部アドバイザーとしてネクソンの韓国におけるゲーム開発に携わる予定。戦略的パートナーシップを通じて、ネクソンコリアとワンダーホールディングス両社の成長を更に促進していく。 

『アラド戦記』の開発をリードは、2001年にネクソンの連結子会社であるネオプルを設立し、グローバルヒット作『アラド戦記』の開発をリードした。ネクソンへネオプルを売却した後、WEMAKEPRICEを設立し、韓国eコマース市場の土台を築いてきた。また、A Storm及びWonder Peopleにおいてはエグゼクティブプロデューサーとしてゲーム開発をリードしている。


■イ・ジョンホン氏（ネクソンコリア代表取締役）
ワンダーホールディングスは、ゲーム事業やeコマース事業などを含む幅広い分野で継続的に挑戦し、素晴らしい成果を上げています。また、継続的に挑戦し続けるという姿勢において、ネクソンとビジョンを深く共有しています。戦略的パートナーシップによるシナジーの創出に大きく期待しています。ホ・ミン氏のゲームに対する情熱と洞察力は、ネクソンの事業に更なる成長をもたらすことでしょう。