メタップスワン、電子書籍事業者向け AI画像判定システム「rossi」を正式リリース



メタップス子会社のメタップスワンは、電子書籍事業者向けAI画像判定システム「rossi(ロッシ)」の提供を開始した。

「rossi」は、メディア毎の掲載基準に合わせ、定めたNG画像を自動的に判別し、削除する画像判定システム。例えば、タバコや肌の露出など、媒体社がNGと定めている書影のレギュレーションを機械学習で判別し、排除する。

これにより、大幅な作業効率化、作業の質の向上、広告配信までのリードタイム削減を実現することが可能。さらに判別することができない曖昧な部分のみ目視(目検)を行うことで人的コストを削減し、広告主の費用対効果を高めるという。
 

昨今、電子書籍広告の中には、広告を掲載する媒体社にとって好ましくない書影などが混在していることがあるため、クレーム等が発生しないよう目視でチェックした上で掲載を進めているそうだ。

しかしながら現在、電子書籍の広告主は数万~数十万件という膨大な商品データを抱え、広告配信の際は膨大なデータフィードをチェックする必要があり、広告配信後も新規書籍追加、価格更新、削除など更新作業を随時行う必要があり、煩雑で、ミスが生じやすい状況が課題となっているという。
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
企業データを見る