任天堂<7974>は、11月1日、第2四半期決算の説明会資料を公開した。今回はその中から9月25日にリリースされた『マリオカート ツアー』について取り上げた部分を紹介する。『マリオカート ツアー』は、世界の都市をテーマにしたコースを舞台に、片手で遊ぶ新しい「マリオカート」となっており、9月25日に163の国と地域でサービスを開始している。配信開始からおよそ1ヵ月が経過したが、ダウンロード数およびプレイ人数は、同社のアプリでは、過去最高の水準で推移しているという。また、新しい試みとして有料会員サービスのゴールドパスを用意しているが、プレイ人数の増加に伴って、そのゴールドパスに加入したユーザーの数も伸びているとのこと。
ゲーム内では、「ニューヨークツアー」と「トーキョーツアー」を順番に開催し、現在は「ハロウィンツアー」を開催しているが、今後もおなじみのコースに加えて、こうした都市をモチーフにしたツアーの開催や、季節に合わせたイベントを提供していく予定だという。
なお、12月にゴールドパスに加入されているユーザーを対象としたリアルタイムマルチプレイのベータテストを開始する予定だ。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎／代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円（2023年3月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974