ギークス、2Qは売上高19.7億円、営業益4.14億円を計上…通期計画対比での各利益の進捗率は60%超に 来期以降に向けた2案件の受託開発を受注

ギークス<7060>は、11月13日、2020年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高19億7800万円、営業利益4億1400万円、経常利益4億1500万円、最終利益2億6700万円となった。前年同期比較はないが、通期計画対比での進捗率では、売上高は55.7%、営業利益は63.7%、経常利益は同64.3%、最終利益は同66.3%に達している。
 

セグメント別の状況は以下の通り。

①IT人材事業…売上高6億2600万円、セグメント利益3億2900万円
企業とITフリーランスのマッチング機会を最大化するため、積極的な広告展開や、既存のITフリーランスとの繋がりをより強固にするイベント、AI関連のセミナーを主催するなどの取り組みを行った。

②IT人材育成事業…売上高1億1200万円、セグメント利益200万円
エンジニア留学の認知拡大を目指すとともに、他企業からの学校受託運営などにも注力した。

③ゲーム事業…売上高11億4200万円、セグメント利益2億6000万円
バンダイナムコオンラインから受託開発した『アイドリッシュセブン』およびバンダイナムコエンターテインメントと共同開発した『ツキノパラダイス。(ツキパラ。)』などの受託運営を行っている。また、第1四半期期間において受託開発を行った他社IPによる新作ゲーム(パブリッシャーとの契約によりタイトル非公開)をリリースした。そのほか、来年度以降の売上に向けた2案件の受託開発を受注した。

④動画事業…売上高6100万円、セグメント利益900万円
主にパチンコ・パチスロなどの遊技機系とスマートフォンゲーム・アプリのPV(プロモーションビデオ)をはじめ、企業のサービス・商品、採用ホームページ用の映像・動画制作を行った。また、新しい取り組みとして、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)やプロジェクションマッピング、3Dホログラムなどの様々な新技術を活用した動画コンテンツの制作を行っている。

⑤インターネット事業…売上高4000万円、セグメント損益2200万円の赤字
ゴルフ業界向けのインターネットサービスを積極的に進めており、主にゴルファー向けの情報サイト「Gridge」の運営を主軸とし、メーカー各社向けに商品記事制作や動画・リアルイベント等を連動させた販売促進・PR活動の支援を行った。

なお、2020年3月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、売上高35億5000万円(前期比16.4%増)、営業利益6億5000万円(同17.5%増)、経常利益6億4500万円(同21.2%増)、最終利益4億300万円(同2.1%減)を見込む。
 



 
ギークス株式会社
http://geechs.com/

会社情報

会社名
ギークス株式会社
設立
2007年8月
代表者
代表取締役CEO 曽根原 稔人
決算期
3月
直近業績
売上高159億9700万円、営業利益5億8900万円、経常利益5億6700万円、最終利益2億4400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7060
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