【ゲーム株概況(12/24)】電子書籍事業への進出に向けた恋愛チャット小説アプリ配信のボルテージがS高 前日急騰のタカラトミーは大幅反落

12月24日の東京株式市場では、日経平均は小幅続伸となり、前日比9.47円高の2万380.58円で取引を終えた。引き続き薄商いで市場のエネルギーに欠ける中で、終日狭い範囲での値動きが続く展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ボルテージ<3639>がストップ高となるなど異彩を放つ強さを見せた。ボルテージは、先日の注目された『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』の簡体字版の中国展開につづき、電子書籍事業への進出の第一歩ともなる恋愛チャット小説アプリ『KISSMILLe(キスミル)』の配信をこの日より開始したことが新たな材料として意識されているようだ。

また、モブキャストHD<3664>やドリコム<3793>が高く、ケイブ<3760>やオルトプラス<3672>なども買われた。

半面、スクウェア・エニックスHD<9684>やコーエーテクモHD<3635>など大手ゲーム株の一角がさえず、gumi<3903>やバンク・オブ・イノベーション<4393>なども軟調な推移となった。

ほか、前日急騰したタカラトミー<7867>は大幅反落した。


■関連銘柄
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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