【ゲーム株概況(3/9)】日経平均が1年2か月ぶりの2万円大台割れ ゲーム関連株も連日の全面安商状に 3Q好決算も4Q減速見通しのgumiはS安

3月9日の東京株式市場では、日経平均は大幅続落し、前日比1050.99円安の1万9698.76円と2万円の大台を大きく割り込んで取引を終えた。終値ベースでの2万円割れは2019年1月4日以来、1年2カ月ぶりとなる。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大への警戒に加え、産油国による交渉決裂を受けて原油価格が急落したことが市場に大きなショックを与える形となった。

国内市場も産油国の財政悪化による売り物を警戒する動きに加え、為替が一気に1ドル=101円台まで円高方向に振れたことで売りが加速した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、連日の全面安商状となり、ガンホー<3765>やミクシィ<2121>、グリー<3632>、DeNA<2432>など主力株にも昨年来安値を更新する銘柄が目立った。

また、前週末3月6日に第3四半期決算を発表したgumi<3903>は、第3四半期期間(11~1月)の実績こそ四半期ベースで過去最高の営業利益を計上したものの、次の第4四半期期間(2~4月)はQonQで大幅な減益見通しであることなどが嫌気され、ストップ安まで売られた。

ほか、オルトプラス<3762>やアクセルマーク<3624>、ギークス<7060>、マイネット<3928>など幅広い銘柄が2ケタ超の下落率となった。


■関連銘柄
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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