DeNA、デザインオフィスnendoと共同で動く遊具「coen car」を東京クリエイティブサロンのコンテンツとして出展

DeNA<2432>は、世界的デザイナーである佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィスnendoと共同で、動く遊具「coen car」を東京クリエイティブサロンのコンテンツの一つとして3月15日より出展することを発表した。

「coen car」は、DeNAが推進している「スマートシティ」のコンセプトと「AI」や「自動運転」のテクノロジーに、nendoのデザインの力が融合し、単なる移動手段だけではない、新たな人と車の関係が生まれることを目指した実験的プロジェクト。

動く遊具である「coen car」は、コンセプトである「子供と遊んでくれる、すこし未来のクルマ」の実現のために、子どもが遊ぶ公園によくある遊具の動きがリサーチされ、その中から6つの基本動作「01.agaru(上がる)」「02.mawaru(回る)」「03.yureru(揺れる)」「04.suberu(滑る)」「05.haneru(跳ねる)」「06.yasumu(休む)」が選ばれ、それぞれの動きをもつクルマがデザインされた。それぞれのクルマは、動作が組み合わさることにより様々な新しい遊びが遊具として生まれる。「coen car」は、AR(拡張現実)を通じて体験することが可能だ。

今後は、AIや自動運転の技術をより活用し、子どもたちと安全に遊びながら一緒に新しい遊び方を作り出したり、公園や空地、幼稚園などを巡回することなどで、地域の活性化も目指すとしている。



■東京クリエイティブサロンについて
「東京クリエイティブサロン」は、ファッションを中心として、アート、音楽、フード、カルチャーなど複数のイベントを一同に集結させ、東京から世界に発信していく。初開催となる今回は、日本橋、丸の内、銀座、渋谷、代官山の都内5エリアで開催する。これまで各エリアで行っていたイベントを同時期に開催することで、今まで以上にスケールアップした日本のクリエイティビティを世界に向けて発信することを目的としている。開催期間中は、各エリアが独自に設定したテーマで、日本を代表するアーティスト・クリエイターが多数参加するイベントを展開する予定だ。

▼東京クリエイティブサロン公式サイト
https://tokyo-creativesalon.com/