ユークス、20年1月期通期予想を下方修正…営業損益は2600万円の黒字から一転して5億2700万円の赤字に 新規案件シフトで原価率が一時的に上昇

ユークス<4334>は、3月12日、2020年1月期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の41億7400万円から39億2800万円(増減率5.9%減)、営業損益は同2600万円の黒字から5億2700万円の赤字、経常損益は同2億7000万円の黒字から3億4200万円の赤字、最終損益は同1億8200万円の黒字から6億4800万円の赤字と、各利益項目とも大幅な赤字に転落する見通しとなった。
 

利益率の高いロイヤリティ収入が未達であったことに加え、WWEゲームシリーズに代わる新規案件にシフトする中で一時的に原価率が上昇したことが収益性の大幅な悪化につながった。

また、2020年1月期の業績および2021年1月期以降の見通しをかんがみ、現時点での将来の課税所得を保守的に見積もり、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産をすべて取り崩し、法人税等調整額2億9000万円を計上した。その結果、最終損益は6億4800万円の赤字となった。

なお、期末配当予想については、2019年3月8日に公表した1株当たり10円から変更しない方針だ。
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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