ユークス、株主優待制度の廃止を決定 配当による利益還元を優先へ

ユークス<4334>は、3月12日、株主優待制度を廃止することを決定した。

同社は、株主の日頃の支援に応えるとともに、株式の投資魅力を高め、中長期的に保有してもらえる株主の増加を図ることを目的として、毎年1月31日現在の株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上の株式を保有している株主を対象として、株主優待制度を実施してきた。しかし、昨今の同社をめぐる経営環境を考慮し、慎重に検討を重ねた結果、配当による利益還元を優先するため、株主優待制度を廃止することを決定した。

今後は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、安定的かつ継続的に配当を実施していくことができるよう、企業価値の向上に取り組んでいくとしている。

なお、株主優待は2020年1月期期末分まで実施する。ただし、毎年4月下旬ごろに発送していたのの、新型コロナウイルスの感染症拡大により生産・流通市場に影響が広がっているため、本年の優待商品の届く時期は現時点で未定とのこと。
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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