ブシロード、11~1月はQonQで売上高9%増も営業益は14%減に IPの認知・規模拡大を狙った各種イベントの開催で費用が増加

ブシロード<7803>は、3月16日、2020年7月期の第2四半期累計(8~1月)の連結決算を発表した。その第2四半期期間(11~1月)の業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は91億2300万円(前四半期比9.8%増)、営業利益は10億2900万円(同14.5%減)、経常利益は10億3600万円(同15.4%減)、最終利益は6億3500万円(同1.1%減)となった。

売上高は、ライブIP事業が「バンドリ!」史上最大規模のライブを実施するなど「バンドリ!」IPが伸長したほか、新日本プロレスなどスポーツ部門も大きく伸長したことに加え、MOG(モバイルオンラインゲーム)も『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』のフル寄与や『ヴァンガードZERO』のリリースなどで売り上げを伸ばし、四半期ベースで過去最高を更新した。

一方、利益面については、デジタルIP事業でIPの認知・規模拡大を狙った各種イベント開催による販促費増や人件費増により販売管理費が増加したことで四半期ベースでは減収にとどまった。
 

なお、第3四半期以降は、コロナウイルスの流行に伴い3月中(一部4月含む)の主催イベントの中止・延期を発表済みであり、その影響が大きく出ることが予想される。今後の予想の修正の可能性などにはしっかりと留意しておきたい。
株式会社ブシロード
http://bushiroad.com/
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会社情報

会社名
株式会社ブシロード
設立
2007年5月
代表者
代表取締役社長 木谷 高明
決算期
6月
直近業績
売上高487億9900万円、営業利益33億8500万円、経常利益45億300万円、最終利益20億5000万円(2023年6月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
7803
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