【ゲーム株概況(3/27)】『V4』など海外での新作展開進むネクソンが大幅高　オルトプラスは大幅続落　通期営業利益予想を減額のドリコムも安い

3月27日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比724.83円高の1万9389.43円で取引を終えた。米国で新型コロナウイルスの感染拡大に対応する大型の経済対策が成立するとの観測から米国市場が大幅高し、その流れが国内市場にも波及した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>やネクソン<3659>が大幅高した。ネクソンは、前日3月26日にモバイルMMORPG『V4(Victory For)』を繁体字圏でリリースしたほか、モバイルカートレーシングゲーム『KartRider Rush+』のグローバル（中国、ベトナム、日本を除く）配信も先日発表しており、業績への寄与が期待されているようだ。

また、コーエーテクモHD<3635>やセガサミーHD<6460>など大手ゲーム株の上昇も目立った。

半面、オルトプラス<3672>は大幅続落となり、3月26日の2020年3月期の営業利益予想を6億5000万円から6億円に下方修正したドリコム<3793>も売られた。

阪神の藤浪選手ら3選手の新型コロナウイルス陽性確認でプロ野球の開幕スケジュールの雲行きが怪しくなるとの見方から球団を保有するDeNA<2432>もさえない。


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