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『ドラゴンクエスト』はアプリゲームの多様な展開で新たなファンを拡大【ゲームエイジ総研調査】

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<発表資料をそのまま掲載しています>


株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、 国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行って参りました。 昨今のゲーム市場はVRやeスポーツといった、 ゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”として新たなユーザーが増え続けています。 そのため、 改めて“ゲーマーとは?”をテーマに、 ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、 継続して実施していきます。

昨年の大ヒットタイトルに位置情報を使ったゲームタイトル『ドラゴンクエストウォーク』が挙げられます。 『ドラゴンクエスト』は歴史が長い有名なIPですが、 家庭用ゲーム機のみならず、 現行ではソーシャルゲームやカードゲーム等の13ものタイトルがアプリゲームでプレイできます。 そこで、 『ドラゴンクエスト』のアプリは、 ゲームの種類によってどのようなユーザーの違いがあるのかを弊社の新サービスiGageのデータから見てみました。
 


■子供時代の“慣れ親しんだゲーム”をスマートフォンでプレイする『ドラゴンクエストV』
まず、 スマートフォンタイトルの買い切りアプリ『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のユーザーを見てみます。

ユーザーは男女比が91:9で圧倒的に男性が多い結果になりました。 特に多かったのが30代男性で46.7%、 次いで40代男性の25.5%と、 男性30~40代で全体の7割以上になっています。 【グラフ1】

家庭機版『ドラゴンクエストV』が発売されたのが1992年で、 今から28年前です。 子供の頃に『ドラゴンクエストV』をプレイしたユーザーが懐かしさを感じ、 慣れ親しんだゲームをプレイするため購入しプレイしていることがわかります。

 また、 ゲームに対するエンゲージメントの強さでセグメンテーションを行なう弊社独自の指標「GUESS」の構成を見てみると、 ゲームに対しての購買・課金も行う「ミドルゲーマー」が36.8%と最も多い一方で、 2割以上が、 ゲームアプリに対しての消費は控えめで、 ゲーム性は求めつつカジュアルなゲームを好んでプレイする「ライトゲーマー」であることから、 『ドラゴンクエスト』だからこそお金を払ってでもプレイしたいと考えるユーザーが多いことがうかがえます。 【グラフ2】




■気軽に『ドラゴンクエスト』IPと出会う機会を作った『星のドラゴンクエスト』
次に、 基本プレイ無料のソーシャルゲーム『星のドラゴンクエスト』のユーザーを見てみます。

男女比が84:16で『ドラゴンクエストV』よりも女性比率が高くなります。 また、 こちらは『ドラゴンクエストV』と比べ男性30代よりも男性40代の比率が35.6%と高くなり、 さらに高齢化しているものの、 男性30~40代で全体の6割以上になっています。 【グラフ3】

また、 GUESSの構成を見てみると「ミドルゲーマー」が32.1%、 「ライトゲーマー」が37.9%で『ドラゴンクエストV』と比較し、 さらにライトユーザーが多いことがわかります。 【グラフ4】

 この『星のドラゴンクエスト』は、 一人用のRPGだった『ドラゴンクエスト』シリーズをソーシャルゲームにし、 また基本プレイ無料で遊べることで『ドラゴンクエスト』は知っていても今までプレイはしなかったユーザーに、 気軽に『ドラゴンクエスト』に出会う機会を与えたことが考えられます。
 



■ゲームとエンゲージが高い女性ユーザーを新たに獲得した『ドラゴンクエストウォーク』
それでは昨年の大ヒットタイトル『ドラゴンクエストウォーク』のユーザーはどうでしょうか?

男女比を見てみると男女比が79:21で、 『ドラゴンクエストV』や『星のドラゴンクエスト』と比較するとさらに女性比率が高くなっています。 男性30~40代で6割ですが、 女性30~40代の比率が『ドラゴンクエストV』や『星のドラゴンクエスト』と比較し高くなっています。 【グラフ5】

注目すべきポイントはGUESSの構成で「ヘビーゲーマー」の比率の高さで18.4%と、 今回調査した3タイトルの中では最も「ヘビーゲーマー」の比率が高い結果となり、 また「ミドルゲーマー」「ライトゲーマー」ともに3割を超えています。 【グラフ6】

位置情報ゲームという新しいジャンルであることや、 女性ユーザーが増えたことにより、 ゲームとはエンゲージが低いライトなユーザー構成になると思いましたが、 『ドラゴンクエストウォーク』は、 これまでの作品以上にゲームとエンゲージが高い女性ユーザーを獲得していることがわかります。




『ドラゴンクエスト』シリーズのアプリゲームの中でも、 買い切りアプリの『ドラゴンクエストV』、 ソーシャルゲームの『星のドラゴンクエスト』、 位置情報ゲームの『ドラゴンクエストウォーク』とタイプの違った3つのタイトルを見てみましたが、 手軽にできるアプリゲームになったことで、 単に“過去からのドラクエファン”を楽しませるだけのものではなく、 基本プレイ無料のソーシャルゲームにより、 今まで出会わなかった人が気軽に『ドラゴンクエスト』と出会う機会を作ったり、 新たなジャンルである位置情報ゲームにより、 新規の層を獲得したりと、 様々なアプリを展開することで少しずつ“新たなドラクエファン”の拡大ができていることがわかりました。

非常に人気の高い『ドラゴンクエスト』IPですが、 過去からのファン層やコンテンツにとらわれず、 様々なチャレンジをしていることで、 新規のファンを拡大し、 輝き続けるIPを実現しているケースだと言えるでしょう。
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