【ゲーム株概況(4/2)】『閃の軌跡』シリーズの海外展開発表の日本ファルコムが買われる ブロッコリーは大幅反落 コムシードも続落に

4月2日の東京株式市場では、日経平均は4日続落となり、前日比246.69円安の1万7818.72円で取引を終えた。前日の米国市場安に加え、国内での新型コロナウイルスの感染拡大が嫌気され、一時は下げ幅300円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、スクウェア・エニックスHD<9684>が終日プラス圏での推移となった。また、ギークス<7060>や日本ファルコム<3723>、ケイブ<3760>などが買われた。日本ファルコムは、『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ』の北米・欧州・オセアニア地域での発売が決定したと発表したことや、『ラングリッサーモバイル』の中国版で同社の『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』とのコラボイベントが開催されていることなどが評価材料となっているようだ。

半面、ブロッコリー<2706>が大幅反落し、コーエーテクモHD<3635>やセガサミーHD<6460>など大手ゲーム株の一角も売られた。

コロプラ<3668>やenish<3667>、ネクソン<3659>などもさえない。コムシード<3739>はこの日も利益確定の売り物が続く展開となった。


■関連銘柄
日本ファルコム株式会社
http://www.falcom.co.jp/

会社情報

会社名
日本ファルコム株式会社
設立
1981年3月
代表者
代表取締役社長 近藤 季洋
決算期
9月
直近業績
売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3723
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