シリコンスタジオ、12~2月は売上高8%減も300万円の営業黒字に転換 ミドルウェアは市場の端境期の影響受ける 受託開発は前期大型案件の反動減

シリコンスタジオ<3907>は、4月7日、2020年11月期の第1四半期(12~2月)の連結決算を発表、売上高10億5400万円(前年同期比8.8%減)、営業利益300万円(前年同期500万円の赤字)、経常利益700万円(前年同期比23.8%増)、最終損益800万円の赤字(前年同期1000万円の黒字)となった。
 

各セグメントごとの状況は以下のとおり。

①開発推進・支援事業…売上高5億7400万円(前年同期比14.1%減)、セグメント利益2700万円(同24.9%減)
ミドルウェアライセンス販売の売上高は、今冬以降に家庭用ゲーム機の新型機が各社から発売を控えており、家庭用ゲーム市場が端境期を迎えている影響などにより減収となった。受託開発の売上高は、前年同期において大型案件の検収があったことの反動などにより減収となった。ネットワーク構築・運用などのサービスを提供するソリューション売上については、運用タイトル数の減少などにより減収となった。

②人材事業…売上高4億5500万円(同1.5%増)、セグメント利益9600万円(同7.8%増)
当1四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ746名、有料職業紹介の成約実績数は82名となった。

なお、2020年11月期通期の予想は、従来予想から変更なく、売上高45億7400万円(前期比0.4%減)、営業利益1億6000万円(同3.5倍)、経常利益1億6000万円(同2.6倍)、最終利益1億6000万円(同1.2%増)の見込み。
 
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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