ツインエンジン、"尖った"オリジナルアニメに注力する新会社「EOTA」を設立 「クラユカバ」本編制作を目指すクラウドファンディングも開始



ツインエンジンは、新法人「EOTA(Engine of the Animation)」を設立した。「EOTA」は、全世界配信向けの映像コンテンツから、ソーシャルメディアなどで手軽に楽しめるショートコンテンツまで、フレキシブルでどのような環境下でも作り続けられる柔軟性のある制作体制をグループに構築するため、各スタジオ・ユニットの大きな受け皿となる。

「EOTA」には、ポケットモンスターソード・シールドWEBアニメ「薄明の翼」を手がけ、映画「泣きたい私は猫をかぶる」の公開を控えているスタジオコロリドのほか、「ゴールデンカムイ」のジェノスタジオ、「荒ぶる季節の乙女どもよ」のLayduce(レイ・デュース)、CG制作に特化した「Peakys(ピーキーズ)」といったスタジオが所属する。

さらに今秋公開の劇場中編アニメ「BURN THE WITCH」で監督を務める川野達朗氏率いる「teamヤマヒツヂ」、スタジオコロリドで多くの作品を送り出した新井陽次郎氏が設立した「FILMONY」、そしてデジタルツールでの作品制作をメインとした「daisy」など小規模なユニットも所属。プロデューサーとクリエイターが開発段階からタッグを組み、強い企画を生み出すことを目指す。

動画配信ニーズの拡大により求められる作品性の幅が広がるなか、世界で勝負するための作品作りにはオリジナル作品が必須と考えているという。オリジナル作品には個人クリエイターの尖ったセンスと、そのセンスを豊かな映像に作り上げる制作体制が欠かせないとし、今後、オリジナル開発の方法論として“ショート作品"の制作に注力していく、とした。

なお、オリジナルショート作品第1弾 「クラユカバ」本編制作を目指すクラウドファンディング企画を「MotionGallery」で開始した。パイロットフィルムを YouTube で一般公開も開始。塚原重義監督作品「クラユカバ」の本編アニメ制作を目指す。



 
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